人気のない「きゅうようはし」をあるきながら途中で、池を覗く。いつもの習性だがその間に鶯の鳴き声も聞こえてきたりする。聞こえてこなかった。農学部の校舎まで行き、その帰り、生協の裏あたりでチチチチチとかすかなホケキョが聞こえてきた。どうも[首里の杜]近くのこんもりとした藪、木々の中で鳴いている。追いかけるように見ていると、琉球松やガジュマルの木々の枝にもやってきた。一羽だ。東屋のところまで行くとさらにガジュマルや梯梧の樹木の中に飛んでいった。小さな姿が目に焼きついた。
《東屋というのは、庭園の中にある休憩所のようなものです。庭園に行くと、池の近くなどに木で造られた屋根つきの簡易な建物が時々ありますが、あれが東屋です。》
首里の杜には東屋があり、一度だけそこで初心者の三線の稽古をした。そして弁当を広げた。ネコもやってきた。そこでしばらく耳を澄ますと鶯はやってきたのである。
12月3日、鶯がちちちちちと首里の杜で鳴いた日!
白鷺が番で朝のロマンス!
この草樹の中に君はすんでいる!
ここは鶯の里
鶯がこの草樹の中から聞こえてきた。
東屋でしばし時が流れるとチチチは聞こえてきた。写真が縦にならない!
東屋はいつでもひきつける。
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