首里の杜は草が刈り取られていた。つい先日そこで咲きほころぶ雑草の薄紫と薄茶色の混じったような花々を写真におさめたばかりだった。綺麗になった草むらだが、すこし寂しい気もした。雑草は命のサイクルを、つまり草刈り機で刈り取られることを想定して、急いで花を実をつけているような気がしている。雑草にもいろいろな種類があるが、彼らが花をつけるサイクルが早いと感じるのは気のせいだろうか?
そこから池に向かったが、キャンパスの中を飛びまわるイソヒヨドリより大きな鳥の姿を目撃した。昨夜の雨で混濁した池を生協の外のフェンスから見ると白鷺が飛んでいるのが見えた。池の周りの木々の間からはヒヨドリ(ピーサー)の鳴き声が聞こえてきた。さらに歩を進めて「きゅうよう橋」に向かった。人気がない朝7時過ぎである。橋の上からみると白鷺は首をのばして捕食の体制で待ちの状態が見られたり、あるいは盛んに池の東側から西側へ、またその逆方向へと飛び交っている姿が目撃できた。なんと最近見られなかった青鷺もやってきたのらしい。優雅に飛んでいた。羽が大きい。(ああ『オスプレイ』が飛んでいく。10・27分)
渡り鳥の数は少なくなっている。普段から見られる小さめのバンの仲間が元気よく番で餌を取っている。ウカイの仲間は濁った池にもぐって魚を取っているようだ。飛び交う白鷺の姿が綺麗だと思った。藪の中を見るとチチチチと鳴く鶯の声が聞こえ、飛び交っている鶯の姿も見えた。雀のような大きさだ。一瞬雀かと思ったのだがこんなところに雀はいないのだと思い直した。そういえばキャンパスで雀を見たことがない。小さくホケキョと鳴く声も聞こえてきた。
この「きゅうよう橋」の周りの茂みや木々の間では「鶯が年中鳴いている」というのが結論になるのかもしれない。去年意識的に冬の橋の周りを散策していないので、もう少し橋めぐりを続けないと、「年中鳴いている」の結論は先走りになるかもしれないので、想定としよう。
このブログ、他のブログとの兼ね合いでどう前進できるか、なんとも言えないが、すべて転載できたらいいと考えている。この間のブログをすべて転載できるのだろうか?簡単に更新できて、不自由さを感じなければ続けていきたい。
白鷺が飛び交う千原池
餌を物色しているらしい姿
またやってきた青鷺さん!優雅な姿! 拡大できないのが残念!
研究棟前の菊の花!
宝石のような実が目に止まった。何?